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日光名物の「湯波」
今回は栃木県日光市にありますさんフィールドというお店に行ってきました。
さんフィールドは日光の名物「ゆば」が食べられる和風な喫茶店です。
「ゆば」は漢字で書くと「湯葉」や「湯波」と書かれることがありますが、どちらが正解とかいうことではなく、ゆばの産地として有名な京都では「湯葉」日光では「湯波」とすることが多いのだそうです。
ゆばは大豆から出来た豆乳を煮詰めて表面に出来た膜を引き上げて作ります。
この引き上げるときに膜を一重で引き上げたものが京都の「湯葉」で、二重にして引き上げたのが日光の「湯波」です。なので、京都の「湯葉」より厚くなりしっかりした食感と食べ応えがあるのが日光の「湯波」の特徴です。
さまざまなゆば料理が食べられるお店
さんフィールドはそんな湯波料理をさまざまな味で楽しませてくれるお店です。
▲店内は落ち着いた和風の雰囲気です。
メニュー
▲この時の食事メニューは「ゆばの御膳」と「ゆばの御刺身」だけでした。
▲喫茶店ということもありドリンクにデザートメニューは種類が結構ありますね。
ゆばの御膳
▲こちらがゆば御膳(税込み1,800円)です。
- 煮物(福ゆば・高野豆腐・ゼンマイゆば)
- しの巻きゆばのあんかけ
- ゆばのつくだ煮、串ゆば 、山菜の煮物
- 胡麻豆腐とゆば
- ゆばおからの酢物
- ゆばのお吸物
- ご飯(日光しそ巻き唐辛子添え)
- ゆば珈琲ゼリー
まさに、ゆばづくしな献立になってますね。
▲こちらは、煮物(福ゆば・高野豆腐・ゼンマイゆば)です。
「福ゆば」は、甘い濃い目の味付けで厚みもあり食べ応えがあります。この大きさのゆばを食べるのはなかなかないですし、「福ゆば」は縁起物でもあるとのことなので嬉しいですね。
「高野豆腐」に「ゼンマイゆば」と、しっかりと味が染みていて美味しいです。
▲しの巻きゆばのあんかけです。
たっぷりかかっている出汁のきいたあんが、柔らかな「しの巻きゆば」に絡まり美味しいです。
▲ゆばのつくだ煮・串ゆば・山菜の煮物です。
「ゆばのつくだ煮」はしっかりとつくだ煮になっていて甘辛な味付けです。「串ゆば」は揚げたゆばの中に甘めの味噌が入っていて、パリパリとした食感が楽しくて美味しいです。「山菜の煮物」は醤油味に煮付けてあり、ゆばとは違う食感でこれも美味しいです。
▲胡麻豆腐とゆばです。
濃厚な味で胡麻の風味もよく美味しいです。
▲ゆばおからの酢物です。
酸味がきいていて、ほかの料理との食べ合わせを良くしています。
▲ゆばのお吸物です。
やさしい味のお吸物にゆばの感じが合っていました。
▲このご飯にのっているしそ巻き唐辛子が、ぴりっと辛く美味しくてこれだけでご飯はすすみます。
▲ゆば珈琲ゼリーです。
デザートにまでゆばが使われていて驚きました。ゆばの食感がいいアクセントでよかったです。
ゆばの御刺身
▲そしてこちらが単品のゆばの御刺身(税込み960円)です。
ゆばの御刺身は、生ゆばを使っていてわさび醤油で食べます。シンプルにゆばの味が分かり、とろとろ加減もたまらない一品です。なめらかな口当たりで、大豆の風味もわかるような旨味がぎゅっと詰まった味です。
▲けっこう量があり2、3人で分け合ってもいいと思いますので、是非この、とろとろのゆばの御刺身は食べてみてください。
日光の湯波を堪能しに行こう!
さんフィールドのゆば御膳は、さまざまなゆばの味を堪能でき全部食べると食べ応えがあって満足できる御膳です。観光地ということを考えても、これで1800円という値段はリーズナブルだと思います。そして、ゆばの御刺身もおすすめで、ぜひ一緒に食べてとろとろのゆばを味わってもらいたいです。
アクセスは「東武日光駅」から徒歩20分です。日光東照宮の方へ歩いての道すがらの日光市役所日光総合支所前にあります。車では日光宇都宮道路「日光IC」から車で約5分で16台止められる無料の駐車場があります。
営業時間は11時から19時(ラストオーダーは18時)と営業してますので日光東照宮への観光とあわせて利用もできます。
みなさんも是非、さまざまな湯波を堪能しに「さんフィールド」に訪れてみてください!
和風喫茶 さんフィールド
- 住所
- 栃木県日光市下鉢石町818
- 電話
- 0288-53-4758
- 営業時間
- 11時~19時(ラストオーダー 18時)
- 定休日
- 木曜日(行楽シーズンは営業する場合もあるそうです)
- 駐車場
- 16台
- 公式サイト
- さんフィールドHP
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